「工房YO-NET便り」カテゴリーアーカイブ

猫にゃんにゃんにゃん、犬わんわんわん

 白鳥師匠は「ピザでしたー」というわけで、東京の友達がカルディの限定商品を送ってくれたよ(*’ω’*) いつもステキなものをありがとう。 

 私と同様カルディが遠方にしかない哀しき民達よ。この機会に猫の日限定発売の高貴な猫バッグを堪能せよ。

 春の作品展に出す予定の作品のうち一つは、展示終了後に友達に送るために作ります。間に合え、私のやる気。

医療費控除の問い合わせの季節です

 例年今の時期は、医療費控除の問い合わせがあったり、逆にこちらから問い合わせをしたりします。最初に断っておきますが、鹿島錦もおりがみ陶芸も全然関係ない話。

 医療費控除に関して、介護保険のサービスは、以下の三つに分かれています。

  1. 利用した時点で医療費控除の対象となる
  2. 単独では対象とはならないが、1の申請をする時に、上乗せして計算できる
  3. 一切控除の対象にはならない

 1のサービスは、医療系のサービス。介護保険での訪問看護や、デイケア、訪問リハビリなどになります。居宅療養管理指導も含まれます。

 2のサービスは、通所介護や小規模多機能型居宅介護など。いずれも、「介護保険相当分」であり、実費で負担する食費や宿泊費などは上乗せできません。

 3のサービスは、いささか矛盾を感じないでもないですが、生活援助中心型(掃除や料理、洗濯などの家事が中心のサービス)の訪問介護などになります。身体介護中心の訪問介護は、医療系サービスと組み合わせることで控除対象となります。詳しくは国税庁のページをご覧ください。

 なお、2のサービスであっても、排泄用品を利用事業所から購入された場合は、その代金に関しては医療費控除の対象になります。ただし、初めての申告の場合、あらかじめ主治医から「(おむつの)使用証明書」を発行してもらう必要があります。要介護や要支援の認定を受けられている方で、二年目以降の申請では、使用証明書の代わりに、排泄用品の必要性を証明できる主治医意見書や、市町村が主治医意見書の内容を確認したという書類で申告が可能となります。

 ところで、今しがた県の福祉課の方から電話があったんですが、どうも福祉課に出さないといけない書類を長寿社会課宛に出したっぽい。辛い。今月中に助成金関連の書類を改めて長寿社会課宛に出さないといけないのに。辛い。

ミス・サイゴン 25周年記念公演

 インフルで寝込んでいた時から、一カ月が過ぎたらしい。割れそうになるくらい痛む頭で、Prime Videoで100円レンタルされていた「キャッツ」と「ミス・サイゴン」をカートに入れたんだが、なかなか観る機会がなくて放置していたら、赤字で警告が出ていた。午後四時頃までに視聴開始しないと100円が無駄になるということで、昼休みに「ぱぱらーぱー ぱぱらぱぱー」というBGMの流れる冒頭部だけ再生して、一時停止。夜に織り台に向かい、二段織ったところで眠くなり、仮眠をとった後、改めて視聴。

 戦争という手段を用いながら、アメリカがその歴史上唯一勝てなかった相手であるベトコン。 ミス・サイゴンは、ベトナム戦争における サイゴン陥落前後の数年間を描いたロンドンミュージカル。至る所でアメリカに対するシニカルな表現があるが、私と同年代以上の人ならおそらく知っているベトちゃんドクちゃんを始め、枯葉剤の後遺症に苦しむ多くの子ども達や、戦争遺児を放置してきたという経緯もあるから、それは仕方ない。共産化したばかりの現地の政情が救済のための介入を許さなかったとはいえ。もっとも私の場合は「命をあげよう」聴きたさに気楽にクリックしたわけなんだが、やはりいろいろと考えさせられた。以下ネタバレ注意。

 それにしても、この舞台の陰の主役って、やっぱり女衒のエンジニアである説に一票。国民のほとんどが貧困に苦しむ国で、何とかしてアメリカ行きを目指してのしあがろうとあがくエンジニアの姿に、いささか短絡的な解釈だとは思うが、博愛を根底においている(はずの)キリスト教的な価値観とは相いれない、混とんとしたアジア的バイタリティを強く感じた。

 翻り、表の主役である、嗚呼、キム。子どものために、かつての許嫁を殺した主人公のキムにとっての免罪符となったのは、同じく子どものために、自分の夫と心に決めたクリスを待つということ。そのクリスが決して自分のところには戻らないことを受け入れた時、同時に、封印してきた罪も受け入れざるを得なくなる。子どもの未来を拓かんと、父親に引き取らせる代償に、キムは許嫁の亡霊と不即不離である過去の罪を一身に背負う覚悟を決め、サイゴンでクリスに渡された銃で、自ら命を絶つ。許嫁を殺したのと同じ銃。許嫁を殺した時に、同時に彼女は自分の過去と心を殺した。エンジニアと命からがらベトナムを抜け出してたどり着いたバンコクでは、クリスと、彼の妻エレンに半ば強制的に子どもを託すために、今度は体と未来を殺した。これも多分、おそらくは西洋的な価値観や倫理観とは相いれないと考えられがちなアジア的な解決法。もちろんその思考形態が歴史的な事実として頑として存在しているというより、ベースとなった蝶々夫人を含め、あくまでも演出上の、制作サイドが考えるわかりやすいアジア的雰囲気の悲劇としての印象を受けるんだけど、そこを踏まえた上で、私としては、純粋で不器用すぎるキムよりも、不純であってもしたたかなエンジニアの方に肩入れしてしまう。その分、歳を重ねたということなんだろう。多分精神的な若さにあふれていたら、エンジニアはクズ、キムは気の毒の一点張りになりそうな。

 キムにはクリスと、彼との子どものタムがいたし、戦争で亡くなった両親にも愛されていた。反面、エンジニアには、愛する人も、愛してくれる人もいなかったし、到底まっとうとは言えない子ども時代を過ごしてきた。それでも生きることをあきらめず――むしろ執着心を隠さず、時には恥を受け入れ、時には他者を踏み台にして、必死に夢にぶら下がっていた。理想大事で自ら不幸を受け入れるキムの姿は、とうの昔に人生に擦れてしまった私には、いささか眩しすぎる。

 何はともあれ良い作品だったと余韻に浸りたいのに、「キム」と入力しようとすると、勝手に「金」と変換されるので、例の黒電話がアオザイを着て「命をあげよー」と歌っている姿が脳裏をよぎって台無し。嗚呼、台無し。

twitterより帰還

 今までtwitterのアカウントを作っては削除し、作っては削除し、作っては削除し、作っては削除しと繰り返してきたわけだが、今回は存外長く続けた方。まあ移動してから半年も経過していないわけだし、飽き性というか、堪え性のなさは、他人様から指摘されなくても当の本人が重々承知しているので、出来れば見逃してほしいところ。

 ここしばらく動作が不安定になり、アプリが強制終了されるなどしてストレスフルなお子と化していた、SONYのタブレットを、今朝初期化していてふと考えたのが、「ドメインとサーバー、両方の更新料を払っているのに、なんで私は無料のSNSをやっているんだ?」ということ。なんぼ何でもおかしいやろと、半年ほど遅れて気づいたということもあるし、何より

  • 一回の投稿の文字制限が140字
  • 同じく、添付可能な画像は4枚
  • 後から誤字の修正が出来ない

 という点にフラストレーションを覚えていたということもある。それと、やはり安易に投稿しすぎてしまうのはネック。私の個人的な経験なんて、誰も興味はないだろうに。

 くわえて、以前プラグイン経由でハッキングされて、迷惑メール送信の踏み台にされたので、結構な頻度でログインとプラグインの更新だけはしていたということも無関係ではない。どうせログインするんだったら、更新だけにとどめるより、何か書いた方がよほど建設的なわけで。

 これまで聴いてきた落語や、先日初めてプロの芸を目の当たりにして瞠目しきりだった浪曲への想いをしたためたり、下手の横好きでしかないとしても、写真も公開したい。融通無碍な使い方をしたいなら、やはり制限の多いtwitterより、wordpressかな。

 相互フォローをしてくださっていた九州文化財研究所さんから手作り埴輪をいただいたりして、twitter上でのやり取りも結構楽しかったので、決していやいや辞めたわけではないことだけはここに記しておく。

  春の写真で誤魔化してみる試み。

台風一過&毛虫画像注意

 昨夜は夕食の準備をしている頃に停電し、朝に復旧するまで十二時間ほど電気が使えなかった。あらかじめご飯を多めに炊いていたし、スマホや音楽プレイヤーなどにはある程度充電していたので、なんとかそれでやり過ごした。うちの場合は集合住宅ではないし、オール電化でもないため、電気が止まったにしても、水道もガスも使えるからまだいいが、千葉の方はどれだけ大変なのだろう。

 久しぶりに「暴風」という様相で、台風が過ぎた後出勤しようと玄関を開けたら、倒れた庭木に遭遇。

 近づいたら裏に毛虫が!!

 画像はないが、はす向かいの空き家は雨樋が外れていた。幸いこちらは人的被害はなさそうだが、現在台風の影響下にある地域、それから今後の進行予定地域の皆様は、くれぐれもお気を付けを。

※うちの町内の水源は、多良岳山系の地下水。蛇口をひねると、適法最低限の塩素処理をしたミネラルウォーターが出てくるというステキ仕様。停電時でも水が出るのは、いったんくみ上げてある程度の高さのところに貯水しているから、らしい。

青森県体験会情報(記事&画像提供 陸奥新報/記事提供 津軽新報)

※しばらくメディア掲載情報の記事を修正・公開していきます。

かすみ草さんからおりがみ陶芸センター経由でいただいた新聞記事と写真をアップしておきます。過去の投稿日時を修正して再アップロードしています。2017/7/2に開催された、青森県平川市での体験会の様子です。指導はベテランインストラクターの嶋津さん。

※画像と記事は、表題の通り、陸奥新報さんと津軽新報さんのご厚意で、おりがみ陶芸の広報に使用する許可をいただいているとのことです。

レクリエーションとしてのおりがみ陶芸

通所介護でおりがみ陶芸を取り入れる際に、レクリエーションとして取り入れるのか、あるいは個別機能訓練加算として取り入れるのか、あるいは加算を算定しない機能訓練として取り入れるのかでも、取り組み方は違ってくると思います。おりがみ陶芸の作品を制作する過程で用いる「折る」という行為は、手紙を封書に入れたり、届いた郵便物を整理するという作業に通じますし、泥漿を塗る、あるいは描くという行為は、それ単独で筆を動かす訓練になります。カッターやハサミで切る、切ったものを貼る、出来上がったものに名前や目印を書くなど、いくつもの作業を連続して行い、定期的に繰り返すところも、手指の機能だけでなく、新たな手続き記憶の獲得と、それに伴う自信の回復などにもつながるでしょう。そういう点では、プログラム(とローカルルール)次第で、個別機能訓練加算Ⅱの算定が出来るかな? という気もするのですけど、加算の算定要件として、定期的なモニタリング以外に、「機能訓練指導員から直接指導してもらう」という項目があるとのことで、現在看護師が機能訓練指導員を兼務しているうちの事業所では、その時点で算定が難しく、おりがみ陶芸をそのまま訓練のためにプログラム化するということはしていません。機能訓練の時間は、歩行訓練や立ち上がり、発声の訓練などを優先しています。この場合、機能訓練指導員としては常勤でも専従でもないため、加算Ⅰが算定できず、結果としては、完全にサービスで実施しています。

おりがみ陶芸を取り入れたレクは、心身の両面に影響を与えますので、いいことづくめのように思われますが、実際に介護の現場でおりがみ陶芸を継続的に取り入れるには、いくつか注意しなければならないことがあります。認知症の方の異食や呼吸器疾患の人に留意するというのは当然の義務です。他にも、コストの問題、焼成の問題などがあります。私がデイサービスのレクとしておりがみ陶芸を取り入れた理由の一つに、以前に家庭用電気炉を事業所で購入していたというのがあげられます。電気炉がなければ、もしかしたら「面白そうだなあ」と思うだけで、実際に制作に取り組んだりはしなかったかもしれません。それと、うちの事業所は、佐世保に車で日帰りで行ける距離にあるということで、気軽に訪問できますし、いろいろと陶芸センターの皆様に助けていただいています。遠方の方は、メールや電話でも親切にご教示くださるので、気になること、知りたいことがおありでしたら、是非コンタクトを取られることをお勧めします。

介護度だけで言うなら、要介護4の方でも、蝶や鶴の制作は可能でした。ただその方は、主に認知症での認定で、ADLには特に不安がなかったので、陶芸紙を折るという手順に関しては、スムーズに実践されました。もっとも、数分おきに自分が取り組んでおられることを忘れられるため、その都度一から説明しないといけないというのはありましたが、それは認知症の方の介護の現場ではありがちなことで、事前に想定されていたことなので、特に問題にはなりませんでした。

身体状況のみの認定の方の場合は、特に上半身の機能、後遺症としての手のしびれや動かしづらさ、あるいは片麻痺などがあられる方は、どの方も消極的になられました。昔出来たことが出来なくなっているという現実を突きつけられるのが苦になるという印象を受ける方、または単に昔から手作業が苦手という方など、それぞれでしたが、作りたいけど出来るかどうかわからないという方に関しては、横につきっきりで手伝って差し上げることで、充分鑑賞に値する作品を制作され、自信の回復にもつながりました。

「(町の)文化祭に出品しましょうね」とお伝えすると、皆さん面映ゆくなられるようですが、期間中、町内の福祉事業所専用エリアにあつらえた事業所のブースに、音年、去年と、二年続けてレクリエーションでの作品として出品させていただきました。ご覧になられた方が、「紙? 焼き物?」とまず戸惑われ、その後焼き物だとわかると、一様に驚かれるので、事業所の良い宣伝にもなっていると思われます。今年もいくつか共同制作を行い、出品する予定です。

継続という点を考慮すると、一番いいのは、手作業やクラフトが好きなスタッフが、陶芸センターやインストラクターの元で講習を受けて、制作指導することなのですが、介護職が制作にはまってしまうと、どうしても、本業の介護に必要な見守り、介助が手薄になってしまいますので、そのあたりも配慮しないといけません。私の場合は、現時点では通常は事務として勤務している関係で、材料持参で事業所に行っても、介護職が不足するということにはならないのですが、人員基準をクリアするぎりぎりの人数でシフトを組まざるを得ない事業所では、ボランティアの方に慰問という形を取ってもらうなどした方が良いかと思います。

焼成に関しては、電気炉を所持、または購入予定でなければ、陶芸センターに依頼するか、お近くのインストラクターで焼成が可能な方に委託するか、あるいは電気炉やガス炉のある自治体や近隣の事業所・病院に相談して焼成してもらうか、いずれかの方法を取らないといけません。この場合、陶芸センターやインストラクターであれば、おりがみ陶芸の焼成手順がわかりますけれど、おりがみ陶芸の焼成経験がないところに依頼する場合は、最低限パールガラスの購入した上で、「さや鉢などに入れ、周囲をパールガラスで埋めて姿形を保持し、まず本焼きの温度で焼成をして、取り出して釉薬を塗った後、今度は素焼きの温度で二度目の焼成をお願いします」というような伝え方をしないといけません。手順が通常の陶芸と違うので、面倒がられることもあるでしょう。ですので、外部に依頼する場合、陶芸作品としての持ち味や印象は薄れますけれど、高温焼成だけを依頼し、ニスやエポキシ、あるいはレジンなどで仕上げをした方が取り組みやすいです。レジンなどの場合、ガラス質の釉薬と違い、割れにくくなるというメリットもあります。ただ、この場合、コーティングする素材によっては劣化し変色することが考えられます。釉薬を塗れない接地面で、家具や調度品に傷がつかないように、レジンを塗ることがありますが、見た目は釉薬とさほど違わず、境目もほとんどわかりません。また、レジンは作品の接着用にも使えます。食器用エポキシは、オカリナでも使われているので、レジンよりはイメージはしやすいでしょう。なお、高温焼成後の釉薬の固着だけなら、七宝用の小型電気炉でも可能です。

陶芸紙や関連材料の値段ですが、陶芸紙に関しては、インストラクター初級コース受講者は一割引き、中級コース受講者は二割引きで購入できるという特典があります。泥漿、パールガラス、耐酸透明釉薬に関しては、割引価格は設定してありません。釉薬は業者からの仕入れとなっているとのことで、値段はそのままその仕入れ先の販売価格が反映されています。

材料の販売価格などは、別途まとめています