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袱紗への道 その3

早織りの練習のために作った図案。8段12目で単色だと、私の性格では2cmくらい織ったら飽きること請け合い。上下対称ですから、五本糸掛けをすれば織れるはず――なんですが、さて、どうやって掛ければいいのやら。上から下にかけても下から上にかけても同じか。今度の木曜日教室でこっそり早織りされている方の糸掛けを見学してきます。

しばらく自分の織りで紗綾型の練習をしつつ、予備の台で早織りの稽古。それが終わり次第、まず裏地から織ろうかなと算段。

手持ちのカルトナージュの本に袱紗の型紙と仕立て方を見つけましたので、それに準じた作り方を試してみます。鹿島錦はどうしても生地が厚めになりますから、カルトンの厚みは薄めのものがいいかもしれない。

袱紗への道その1

「まず袱紗より始めよ。況や三つ折りバッグをや」という錦の神様からの天啓を受けましたので、二年がかりの壮大なプロジェクト、「自分の織りの合間に他人様の袱紗作り」に挑戦してみます。過程を克明に記録しておけば、うちの近所がご実家になられる、NHKのチーフプロデューサーのおじさんが、スペシャルなドキュメンタリーを企画してくださるかもしれませんし、くださらないかもしれません。まず間違いなく歯牙にもかけてもらえないとは思いますが、それでもいい、それでも別に構わないという矜持を胸に、ただし織り上がるまで先生方に内緒で、予備の台を使ってこっそり続けてみる次第。

制作予定の袱紗は四枚。図案はそれぞれ別々にしようかとも考えましたが、統一感を持たせたいのと、ポイントとして紋かシンボリックなマーク、あるいは名前を入れて差異化したいということで、ベーシックかつおめでたいことこの上ない紗綾型で、色替えしながら織ることにしました。問題は今の私の技術で他人様に進呈出来るほどの織りが可能なのかということですが、自分の織りの合間に気長にやれば、まあ大丈夫かなと、すこぶるつきに楽観的にプランニング。

  1. 22cm幅の本銀の経紙で裏地用に二枚織る
  2. 本金の経紙で表地を織る
  3. 仕立て

という順序で。裏地はもちろん平織りですけど、普通に単色で織るだけだとつまらないかなと思い、二色の糸をぼかしながら入れていくことにします。白は調達済みですから、爽やかなブルーの糸を買わなければ。この間注文しておけばよかった。

※型紙を検索して複数確認――したはいいものの、やはり鹿島錦で作る場合は貼り込みの方が無難な気が。カルトナージュで作る袱紗の型紙もついでに検索。でもよく考えたら私が持っているカルトナージュの本に掲載されていたかもしれない。そんなことより22cm幅の経紙ではやはり作れないことが判明して慌てていますよ。伝家の宝刀を抜くか。