「個人的備忘録」カテゴリーアーカイブ

染色について調べてみる

 顔料による着色も当然ありだと思うが、やはり染料を使って本格的に染色してみたいお年頃というわけで、いろいろと検索。絹糸と同じくタンパク質で構成された羊毛の染料を流用できると知り、欣喜雀躍。

 環境が整わないため、まだしばらくは試せないけど、資料をきちんと集めて読み込めば、錦糸を染めるくらいは、独学でもある程度できるかも。

 絹糸にも断染めがあるらしいが、染めるのに相当時間がかかるとのこと。自分で自由自在に染められるようになれば、楽しさも倍増するんだろう、きっと。

17日は鹿島錦木曜教室

 久しぶりの教室――なんだけど、私は用事で参加できず。無念。会の皆さん、数少ない機会、存分に楽しまれてください。糸の注文等あったんだけど、とりあえずの材料は確保できたから、まあよしとする。

 それはそうと、だいぶ前から温めていた手法なんだが、三色の細い絹糸を、糸撚り機で撚って、錦の糸の構造に近づけることが出来たら、あくまでも自分用に何かを作る時にしか使えないにしても、風合いのバリエーションを飛躍的に増やすことが出来そう。実験用に西陣織用の絹糸を調達。失敗してもタッセル作りやマクラメに流用できるからよし。

 今織っているものも、今夜から二色で織って、綾に表情をつける予定。

戦利品

 先日購入した中古の糸。私が二歳の頃の物もあるが、糸の傷みや褪色は、目視する限り、ほとんどない。太糸は紫系が充実。以前樋口先生に見せていただいた糸ほど太くはない。

 こちらは中糸。ピンク系のバリエーションが豊富で嬉しい。

 容れるものがなくて、とりあえず煎餅の箱に。

 実は同じ出品者の方が、過去に寒色系の糸を出品されていたんだが、そちらの方はもう売却済みだった。返す返すも残念。

 今後はこまめにチェックしないと。

※おまけを頂いたので、当初想定していた数より増えている。

拾い画像であれですが

 ネットで見つけた綺麗な経紙。美しい。どんな糸を合わせればいいのか皆目わからないが、白や黒なんかの無彩色が無難かも。

 確認してもらったところ、越前屋さんでは扱っていないタイプらしい。とりあえず白金砂子は買えそうなので、別途柄箔の職人さんに問い合わせてみる。

絹糸争奪戦

 たまにしか検索をしてこいなかったせいで、メルカリで数々の優良出品を見逃していたことに気づく。越前屋さんの絹糸230枚で2000円とか。使いかけのもあったけど。ちなみに越前屋さん情報によると平たい糸巻きの数え方は「〇枚」らしい。

 かろうじて、中糸52枚と太糸30枚のセットが10,000円以内で見つかり、即購入。届くのが楽しみ。グラデーションになるように並べないと。写真で拝見したところ、圧倒的に自分では買わなさそうな色が多いが、織ってみたら意外にはまるなんてこともあるだろうと楽観的な予測をしつつ。もちろん挿し色にも使えそう。同系色以外の色を挿すのも、アクセントをつけるにはいい。今の私の織りのペースを考えると、今回は保存会経由での糸の注文はしなくても大丈夫かも。着色して遊べるように、白か生成りくらいは買っておこうかな。

 休職中の事務スタッフは、いまだ体調不良で出勤叶わず。一人で延々と書類を作り続けるのにたいがい疲れた。おそらく私が次に教室に出席できる頃には、すでに注文が終わっていると思うので、越前屋さんに白漆の砂子と、伝統を重んじ本金至上主義を貫いておられる樋口先生激怒案件となりかねない変わり経紙を頼んでみようと思う。くれぐれもご内密に。

※今更だが、樋口先生だけイニシャル表記にしないのは、すでにネットに情報が出回っているから。

眠い

 風の音でほとんど眠れず、PrimeVideoに逃避。

「幕末太陽傳」はフランキー堺主演。居残り佐平治をベースに、品川心中、五人廻し、三枚起請、お見立てなど、廓噺に分類される落語の演目のエピソードをふんだんに取り入れた映画。一部だくだくなどもあった気がする。キャストは、品川の妓楼街でくすぶる高杉晋作が石原裕次郎。左幸子は女王バチ系人気女郎で、対するハナカマキリ系が南田洋子。コメカミに何か貼りっぱなしの妓楼の女将は山岡久乃。番頭上がりの主人は金子信雄。若い衆の喜助がすっきりスリムな頃の岡田ファンファン真澄。廓話ではおなじみ遣り手婆には菅井きん。他に二谷英明や相変わらずの怪演が際立つ小沢昭一など。

 病が進んでいたということや、出立のための焦りもあるだろうけど、あれだけ縦横無尽の立ち居振る舞いを見せた算段の達人佐平治が、なぜ杢助大尽相手にはその才覚を微塵も発揮できなかったのか、釈然としない。その部分が一番の瑕疵。演出として果たして必要だったのか。ファンファン喜助にその役を当てて、陰から助ける役を佐平治にやらせた方が、よほど筋立てとして納得できるような。私が落語好きだからか、全編通して面白いなと思いながら観ていたので、そのシーンだけやたらと陥没した印象。ラストも不可解だと感じてwikipediaを読んだところ、監督の本来の意図とは違う演出を無理強いされたらしい。最後まで佐平治の突き抜けた行動力と先見性を表現したいのであれば、監督の構想をそのまま表現した方が絶対に良かった。脚本も演出も演技も丁寧だっただけに、残念。

「道場破り」は、飄々とした浪人を演じさせたら天下一の長門勇の初主演映画らしい。霊界の 押し売り 宣伝マンこと、丹波哲郎の凛々しさときたら。ヒロインは後年極道の妻になったりテーマパークのCMに出たりする岩井志麻と、あんみつ姫みたいな出で立ちのハウルの動く城のおばちゃん少女倍賞千恵子。こちらも面白かったが、案の定という展開に、時代劇の様式性という、二本柱の安定性あればこそ。

 次はグランド・ブダペスト・ホテルを観ないといけない。キリシタン関連の本も読みかけているので、そちらも。

落語物語

 強風域には入ったが、暴風域にはまだ遠い。そんな状況で、タブレットで映画鑑賞。

 レビューが賛否両論分かれていたため、いったん躊躇はしたんだが、結局購入してしまった、林家しん平監督の「落語物語」。DVDではなくPrimeVideoの話。主演の柳家わさび師匠が、真打昇進の時に、ゲストとしてピエール瀧を招くはずだったのに、逮捕で流れてしまったというネット記事を読んで、どこでどういう風につながっていたのか不思議に思っていたが、この映画がきっかけなのかもしれない。申し訳なくも、ミュージシャンとしてのピエール瀧にはまったく興味がないけれど、役者としてはかなり良いダシが出るタイプだと思うので、一日も早く復帰してほしいところ。

 マクラを振ったり小咄を並べたりしてその後で本題に入るという、落語風の構成で、確かにストーリーとしては著しくベタだし、話の展開が呆気にとられるくらいに強引で、作品の質云々と言われると困ってしまうが、細かい部分が落語ファンとしては面白くて仕方がない。床屋の親方役の権太楼師匠が、病室で騒ぎまくるピエール瀧のそそっかしさに呆れて医師に発するセリフの間とか、もう、実に絶妙。菊生師匠のカメラマンの演技は、無理も無駄もなくすごく良かった。客席に日本一汚いももえこと春風亭百栄師匠がいらしたり、一朝師匠のお弟子さんの三朝師匠、円丈師匠のお弟子さんの彩大師匠のお二人も常連役で座っていらしたり、こんなところにこんな噺家さんが! という、ウォーリーを探せ系の楽しみ方も出来る。

 権太楼師匠以外で個人的にツボだったのは、なんちゃって長門裕之こと桂文楽師匠。それと、ごま塩(註・芸名)役の古今亭志ん橋師匠。ビール瓶で殴られて頭からケチャップを流す堅物噺家役の隅田川馬石師匠は、前座時代はあんな感じだったのかも。相当怖かったらしく、なんでもバッグの中に人切り包丁と雲助師匠の生首が入っていたという噂。刑事に随い、私の中では帝都物語のイメージしかない嶋田久作を霊安室に案内する警官役の一之輔師匠は、最初気付かなくて、探すためにリプレイしてしまった。

 病室のシーンで輸液が落ちていなかったり、命にかかわる病気という設定なのに田畠智子がICUに入れてもらえなかったり、柳家わさび師匠演じる小春が終盤ありえない代役を担ったり、ツッコミどころも多かったので、いっそのこと、キャスト全員噺家にして、気長な人情コントにしてしまった方が、うるさ方に四の五の言われずに済んだのでは。

 噺家が演じる鹿芝居の延長として捉えた方がいいのかも。監督のしん平師匠も、あえてそういう意図で演出をされたのかもしれない。

台風に備えて

 週末の台風に備えるための備忘録。おそらく今度も停電するので、まずガジェット類とモバイルバッテリーを片っ端から充電。バッテリーがへたりまくったタブレットだけでは心もとないため、ipodtouchにも映画を何本かダウンロード。モバイルPCも予備のバッテリーの分まで充電して、念のために動画データを移動しておく。

 うちの場合は、プロパンなので停電してもガスは使えるし、水道もとりあえず必要な分は問題なく出るが、玄米&父用の白米は多めに炊いておく。シリアル用の豆乳と、非常食もいくらか、明日のうちに調達。

 後は植木鉢とかか。朝顔は種を採取したので放置して、台風明けに処分することに。

妖怪けむり

 子どもの頃にどハマリして遊びまくった妖怪けむりが、ついに製造終了になるという話を聞いて、矢も楯もたまらず、3パック購入。私の場合はAmazon経由で、美術系学習教材を扱っている美工社に注文したので、転売屋にぼったくられることもなく、無事に調達。おまけのおりがみまで頂戴してしまった。

 自作する方法も調べて、Pocketに保存。ついでにPocketを有料版にアップグレード。

 

停電するし

 昨日の台風は、確かに風はひどかったけど、自宅の辺りはそう目立った被害はなかった。ただ、だいたいの台風で佐賀よりひどい風雨になる長崎側から電気が来る関係で、案の定停電。30段ほど織った後で、停電する前に移動をと考え、自室に戻り、ティム・バートン監督の「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」を視聴。自分では端末にダウンロードしていると思いこんで再生していたんだけど、実際にはストリーミングになっていて、ラスト16分という、一番の見せ場のところで停電。テザリングして続きを観ている途中でいったん復旧し、観終えた直後にまた停電。その後朝八時半を回るまで電気は戻らなかった。とにかく蒸し暑かったので、アイスノンを冷やしておいて良かった。

 個人的に、ティム・バートンの作品は好きな方。最近は辟易するくらいに特殊能力を持ったヒーローが出てくる映画やドラマがもてはやされるが、さすがにティム・バートンの作品は一味違った。主演は、私にとっては火垂るの墓と同等の鬱映画、縞模様のパジャマの少年でドイツ軍人の息子を演じた、エイサ・バターフィールド。テレンス・スタンプはその祖父役で出演。原作となった児童書があるらしい。ストーリーを忘れたころにまた観てみよう。


 レセプト前の準備を済ませ、消耗品の買い出しのついでに、図書館に小三治師匠の本を返却に行く。まだ経紙の注文を済ませていなかったため、もしかしたらと淡い期待を抱いて3Fまで行ったが、人っ子一人いなかった。寂しい。