「おりがみ陶芸」カテゴリーアーカイブ

先生の言葉を思い出す

 自身の性格を一言で表せば、まさにイラチ。周囲の人は私のことを人畜無害ののんびり屋だと勘違いしている節があるが、人間関係が面倒くさいから感情を表に出さないだけで、内面は結構起伏が激しい。数年に一回ほど、一気に負の感情が爆発して周囲を困惑させる。地味で地道な作業は決して嫌いではないけど、「いつ死ぬかわからないから早く仕上げないと」という焦りが常にあって、錦を織る時も、鶴を折る時も、しばしば翻弄されてしまう。

 いつだったか、鹿島錦教室の時に、先生から言われたことがある。

「糸掛けとかすると早く織れるけど、早いからっていい織りが出来るわけではないの。ゆっくりでも、丁寧に織るのがいいの」と。

 作品の販売はしても、商売っ気を出すのはご法度の鹿島錦保存会。多分、販売ありきで織りが荒れるのが、先生的には我慢できないんだろうなと推察。

 ごまかしの効かない平織りを延々織りながら、その言葉をかみしめている。先生はお元気かなあ。

※一昨年に盗み聞きした樋口先生とA先生の漫才風会話。だいたいボケが先生でツッコミがA先生。

樋口先生「鹿島実高には、仕立てまでできるy-chiさんに行ってもらいたかねー(*´ω`*)」

A先生「仕事しよいしゃっけん無理( ゚Д゚)」

樋口先生「あの人は織るとの早かけど、職場に持っていってこっそらーって織りよいしゃっとじゃないとー( *´艸`)」

A先生「そがんわけなかやろ( ゚Д゚)」

 六月いっぱいは教室もお休み。今後の予定も不明。存分に盗み聞きできたあの頃が懐かしい。

 

アサリナ開花

 朝顔は数本除いて発芽せず。去年も、遅いものは一カ月以上かかって発芽したので、気長に待つことに。

 キュウリやカボチャは本葉が出始めたので、育苗ポットに植え替え予定。

 画像は、昨年のこぼれ種のアサリナ。幾分成長した後、そのまま越冬。今日無事開花。

 おりがみ陶芸センターも、二十周年に向けていろいろ動きがあるそうな。幸あれかし。

8月の落語会は開催されるんだろうか

 8月のかっちぇて落語会、滝川鯉昇師匠と三遊亭兼好師匠の二人会が、果たして無事に開催されるのか気になり、公式サイトにアクセス。今のところは予定変更のお知らせはないけど、これもどうなるかわからない。サイト自体は懐かしのホームページビルダーで作られていて、相変わらずFirefoxだとレイアウトがガタガタ。ネスケとSeamonkyを経て、Mozillaで純粋培養されてきた火狐ユーザーの私としてはちょっと悲しい。これが白鳥師匠みたいにWord製サイトだと、一周まわって尊敬に値するんだが。

 おりがみ陶芸センターよりちょっと先になる程度なので、彼杵経由であれば、会場までの道はさすがに覚えた。目をつぶっても行けると軽く嘘をついてみたくなるくらいには覚えたと思う。行こうと思えばいつでも行ける。問題は会場からの帰り。とにかく混むので、駐車場から出るのが大変。割り込んでいいのかどうか判断できずに右往左往する羽目になる。

 また、佐世保コミュニティセンターは、結構年季が入った建物のため、会場の座席はかなり小さく、前後の空間も狭い。感染症の心配がなければそれでもいいんだろうけど、特に今は会場全体で濃厚接触リレーを起こしかねないのが怖い。アルカスはやはり利用料の関係で使えないのかな。私としては、多少割高になっても、アルカスの方がいい。建物の中に入ったことはないんだけどね、アルカス。

レア柄発見

 おりがみ陶芸センターの陶芸紙のデザインは何十種類もあるらしいが、在庫の関係上、試作だけして販売しない柄も多いそうな。この柄の陶芸紙も、今は果たして販売されているかどうか。

 縁の部分が崩れているということで、きよ先生からおまけにいただいたもの。12cmサイズの正方形に切って、久しぶりに柄紙の鶴を折ってみた。

 柄陶芸紙を使って焼成をすると、しばしば柄飛びという現象が起きる。和紙が吸収した細かい土の粒子と顔料がこびりついて、柄を汚く見せてしまう状態のことを指す。柄飛びをさせずに模様を綺麗に焼きだす手法は、三つほどあるが、ここでは公開できない。

 鹿島錦の方は、新しい図案に入った。一つ前の図案のアレンジで、去年描いていたもの。平織りの中に綾を入れると、そこだけエンボス加工したように見えるのが楽しい。オレンジの単色で織って、万華鏡を作ることにした。

 経紙が中央に寄ってしまった分を、平織りで修正できるかと思ったが、無駄だった。やはり太糸も要るなあ。給付金が現金でもらえるなら、糸を思うさま買いたい……。

 この模様が終わったら、また色替えの練習がてら次の模様を最後まで。図案はもう描いているので、のんびりと。

こちらも自粛中

 武雄でクラスター、大町や嬉野でも感染確認されたとのことで、仕事と食材の買い出し以外の外出を自粛している。もっとも私はもともとインドアな人間で、趣味も写真以外は家の中で完全完結させられるものばかりなので、実は普段とさほど変わらなかったりする。

 いい機会なので、陶芸紙の整理。まだ使わないものと、すぐに使いたいものと、細かく切ったものに分類。色陶芸紙と白と柄があるが、錦が上達するまでは、鶴とか薔薇とか蝶とか、オーソドックスなものばかりを焼く予定でいるため、とりあえず不定形の物は箱の中に入れて保管することに。

 整理が終わったら色陶芸紙で大き目の鶴を三羽折って乾燥、来週焼成予定。余力があれば、久しぶりに柄紙で折ってみる。

こういう時こそ織らねば

 生憎というべきか、幸いというべきか、私は医療関係者ではないので、コロナウイルス拡散予防にオールインする必要がない。このような状況で専門知識も技術もない人間が恣意的に関わっても足を引っ張るだけだから、自分の手洗いに励んだり、周囲の高齢者の感染リスクを減らすための消耗品の調達や、厚生労働省からの通知を印刷して配布するなど、まあよく言って援護射撃程度に専念するのみ。

 結局、出来ることが限られているのであれば、その中で一番やりたいこと、また、一番やらなければならないことを自分で考えてやるしかないわけで、それが私の場合は、やはり物を作ること、とりわけ鹿島錦なんだろうなとという思いに至る。

 コロナの問題がなければ「是非開催中の作品展にいらしてください(*’ω’*)」なんて呑気な事を書くんだけど、うちの町はとにかく高齢化が著しく、町全体が限界集落に近い状況。生活圏内にウイルスを持ち込まれでもされたらシャレにならないから、歯を食いしばって控えている。

 ネットニュースによると、政府の虎の子のアビガン以外にも、複数の薬が対症療法に使われているとか。現場の医師や看護師の苦労は、私のような部外者では想像することすら出来ないが、一日も早く状況が落ち着いてほしい。私も消毒その他にたいがい疲れてきた。

 今はまだお元気な鹿島錦のラスボス兼生けるゆるキャラこと樋口先生も、いつか教室に来られなくなる日があるはずだが、50年以上率先して織り続けた方が、これが最後の教室と臨む機会がいずれ来るのなら、私も参加して、これだけ織れるようになりましたと、感謝の言葉を伝えたい。去年より大きい鶴もすでに焼いたし、織って仕立ててを繰り返して、その日を迎える準備をしていかなければという考えに駆られている。

 文字通り人生の半分を捧げて織り続け、かつ後進に指導されてきたわけだから、祐徳稲荷の神様、コロナ対策で教室が休みの時に先生が(ピー)なんてこと、絶対ないようにお願いいたします。

カッティングマシンを使ってみよう

 何年か前に買ってから、一度も使わずにいたカッティングマシン。レーザーカッターがあれば、陶芸紙まで含めて、より闊達自在にカッティング出来るはずだが、いかんせんお高いので、しばらくは今所持しているもので我慢する。

 まずいくつか実験して、錦用の型紙作りに挑戦。円形に関してはコンパスカッターがあるからいいが、その他の曲線は、雲型定規やフリーハンドでのカッティングでは、やはり、限界がある。

 きちんと動くかどうか不安なり。それと、型紙だけ作っても錦がなければ何も作れないため、せっせと織るべし。

※きちんとしたレーザーカッターは、今所持している電気炉よりも高い。この手の物で粗悪品を買ったら始末に負えないから、レーザーカッター貯金開始。

最近陶紙で検索する人が増えたような

 良きかな(‘ω’) 週末に久しぶりに柄紙の鶴を折りたいな。柄を綺麗に出すにはコツがあって、その秘訣はごにょごにょごにょ。最近はもう鶴と蝶と薔薇しか焼いていない。うまく錦と組み合わせて、どちらも主役な作品にしたいと願う日々。

 ところで、フレンチトリコロールと本金って、すごく相性がいい気がする。銀で織るより、金で織った方が無理なく映える。銀だと、赤と青が浮き、逆に白が沈みすぎるが、金の場合は、どれも色としてはっきり活きる。白や黒は、かけ離れた色を組み合わせるときのクッションとして作用し、たいがいの色を自然につないでくれるから助かる。錦の色合いとしては派手だが、私は大好き。

 どうも、シックな色でまとめたいと思っても出来ないタイプらしいので、上品な色合いの作品は他の方に任せ、この路線で行くことにする。高校の美術部時代は、色の魔術師にしてパステルカラーの申し子と呼ばれた身。織りがまだまだアレなので、せめて色にはこだわりたいところ。5cmくらい織れたから、TG-620の分は確保。後は、電子辞書とIS01の分で跡20cm。それから鶴の翼の分で12cmくらい。都合32cm織ったら、この間の図案で織ることに。

やっと織りに戻れる

 実は昨日のうちに、出品予定の作品は全部完成したんだが、今日は溜まっていた本のスキャンと、マクラメ糸の整理と、東京の友達&自分用に、嵌めるだけで合谷他のツボを刺激できる、ローズクオーツのビーズを使ったおそろいの健康グッズを手作りしていたため、結局織り台を防音室に戻すくらいのことしか出来ずじまい。

 それにしても、スワイショウをさぼってちょっとしかやらなかった日の翌日は、てきめんに肩がこる。

 スワイショウとともに、毎日やっているのが、足裏刺激。方法はいくつかあって、その時々で、青竹踏みをしたり、小槌で足裏をたたいたり、中山式快癒器を使ったり。

 青竹踏みは、現在はこちらと同じ商品を愛用中。

 かなり足の裏に来るので注意。ちょっとでも怪我をすると「ひいいいいい」と子どもの頃から騒いで、周囲に「大げさ」とののしられてきた私だが、足の裏の痛みにはどうも人一倍強いようで、他の人が激痛で顔をしかめるような状況でも、割と平気。「健康なら痛みはない」なんていう人も言うが、私は複数の持病持ちで、健康とは程遠いんで、痛みをひどくは感じないからって、即健康ってことはありえない説に一票。

※今日も今日とてSeriaの手芸コーナーを散策。貴石工房パックさんのお買い得セットのワックスコード、折り紙ケースにぴったり収まる長さであることが判明。

 糸の整理がはかどった。手芸コーナーも、代わり映えがしないなあ(単に通いすぎ)と思っていたら、シャワー台もエンドパーツもクラフトコーナーに在庫があるのを発見。かなり衝撃を受けた次第。ダイソーと合わせれば、年に何十回も手芸コーナーに通い詰めているんだから、気づけよ、私。今日は国道207号線で若者の集団ツーリングの取り締まりをやっていて、驚くくらいの数のバイクがいたけど、それを目撃した時と同じくらいの衝撃を覚えた。でも、私が見た限りでは、どんなに派手な装いをしたザ・珍走族みたいな子でも、きちんと信号は守っていたけどね。昔の珍走族よりずっとまし。

 シャワー台は、そのまま銅板代わりに使えるから便利。カボションよりなだらかなカーブだから、錦を貼れば多分違いはわからない。トライポフォビアの人は決して検索しないように。

なんだかなあ

 ワクチンと抗ウイルス薬の違いも理解していない人たちが、平然とコロナ対策のデマを拡散する。僻地住まいだと、とりわけネットの便利さを痛感するが、やはり怖さもぬぐい切れない。ネットにももちろん専門家はいるんだろうが、世の中には専門家を騙って他者を欺き嬉々とする人もいるので、私なら、医学的なことならかかりつけ医に、薬のことならかかりつけ薬局で確認する。

 ウイルスは国籍も人種も選ばない。東京同様、こちらでも様々なイベントが中止になっている。もしかしたら、今年の作品展の最終日の実演は、見合わせになるか、縮小されるかもしれない。

 去年の作品展に出した鶴三羽。土台が100均のスレートなのであれだが、先日中古で籃胎漆器の飾り台を調達したので、次に作る鶴からは、それに飾る予定。

 搬入前に、先生に確認してもらおうと教室に持って行った時の話。向かって見つめあうように作った鶴を、先生が机の上に並べながら、周りに聞こえないくらいの小声で「仲良し」と呟かれた。

 ままごとをされているみたいで、えらい可愛かった。