囚われの身となりかけた

 私の中ではすでに参勤交代的な位置づけがされている嬉野医療センターへの定期受診。面倒くさいことこの上ないし、お金も相応にかかるし、今回もまた採血を失敗されたし、いい加減にしてほしいと苛立つことしきり。今日も今日とて、受付を済ませてから五時間近く待合室で過ごし、疲労困憊。その後早く帰りたいなと考えながら会計待ちをしている間に、鹿島錦保存会の方とニアミス。前回はAさんだったが、今回は別のAさんだった。私が普段の生活で一番ニアミスする確率が高いのは、スーパーなどでお会いする、父の同級生のKさんなんだけど、病院では、いろいろな会員さんに会う。もっとも、病院で声をかけるのはプライバシーの侵害かなと思い、気づかれない限りはあいさつはしないことにしているため、今回もスルー。Aさんが自動会計機で支払いされた後、お釣り不足になったのか、エラー表示が出て警告灯がぴっこんぴっこん点滅していたなんて、ここだけの話。ちなみに今日は従兄も院内にいたらしい。私は全然気づかなかったけど、あちらは気づいていた模様。不覚。

 吉田のまんぞく館で野菜を買い込んでから向かった図書館では、同期のOさんと遭遇。丁度良かったと、スキャンを終えて返却のために持参した鹿島市制要覧を開いて、60代の頃の樋口先生の写真を見せて盛り上がった。今日は佐賀錦と鹿島錦の合同展の時の図録を借りに来たと告げたら「私それもらったよー」とのこと。いいなー。でもスキャンすればいつでも見られるからいいや。

 ちなみにOさん、基礎織終了後の一枚目、私のように平織りや単色織りに逃げることなく、きちんと3-3の図案で色替えしながら一年五ヵ月かけて織り上げたとのこと。名刺入れを作られる予定らしい。いいなー。せっかく教室に通い始めても続かない人も少なくない鹿島錦。他の会員の皆さんの話をうかがっていると、キャリアは結構バラバラで、開始時期が近くても、半年とか一年とかになるらしい。私が10月最後の週、Oさんが文化祭を挟んで直後の週と、ほぼ同じ時期に始めた人がいるというのは、良い刺激になる。お互いに切磋琢磨していきたいところ。

 そんなこんなで、予約していた図録を受け取って、Oさんとしばし喋って、帰ろうとしたら、入口の所で盗難防止装置が鳴りだし、「ぴーぴーぴー」と警告音。医療センターのAさんに続き私もかいという感じだが、結局ただの誤作動だった。スタッフの方によると、スマホや車のキーに反応することが時々あるらしい。すわ万引き犯に間違えられるところだった。これで盗難防止装置に鳴られるのは四回目。一回目は諫早のベスト電器で、購入したPCソフトの防犯タグを店員が切り忘れての結果。二度目は鹿島のベスト電器で、トイレ前に設置してあった装置にうっかり近づきすぎたせいで結構な音量で恥をかかされた。三度目は佐賀のゆめタウンのスポーツショップ。あの時は確かダンベルを買ったんだが、それも店員ががタグを外し忘れ。

 どっと疲れた。新武雄病院で、エスカレーターの昇りと下りを間違えて、病院中に響くようなものすごい大音量で警報が鳴り響いた時と比べたらまだましだったが。あれ、何の嫌がらせ?