マヨネーズ真珠が作りたい

 子どもの頃NHKの番組で紹介されていたのを観て以来、マヨネーズ真珠に憧れ続けてきた。その後あるある大辞典などでも放映されたようで、ひところに比べて、ネットの情報も充実してきた模様。棚ぼた目当てで検索をし、機は熟したかと思いきや、よくよく読んでみたら、失敗する人が続出している。

 机上の空論で申し訳ないが、失敗したケースでは、まず一番最初の材料の攪拌が足りないのではないかという気がする。貝の中でマヨネーズやダシがそれぞれ独立して存在している道理はないので、貝の中と環境が同じになるくらいに、数時間かけて攪拌し続けるというのが、成功の鍵なのかもしれない。一部「五時間」という記述も見つけた。ただしどうやって攪拌し続ければいいのかは不明。ミキサーだと壊れそう。延々ペットボトルを振り振りとかかな。でも五時間攪拌して失敗したら悲しすぎる。誰か人身御供になってくれやしまいか。私は人生をこれ以上浪費したくないんだけど。

 是非一度、鶴を真珠加工してみたいんだよなあ。パール調のラスター液を塗ればとか言われそうだけど、そうではなくて、真珠層でコーティングしてみたいわけ。

 夏場はすぐ液が傷んで腐臭がひどいはずなので、冬に挑戦してみたい。


 古今亭始さんのチャンネルで、金言亭馬玉師匠がマリモ愛を熱く語られていた。そういえば小学生の頃マリモを育てていたなと思い出し、懐かしさのあまり急にマリモが欲しくなって、衝動的にネットで注文。もちろんパートのおばちゃんが手作業で丸めた養殖マリモだけど。大事に育てたいな、今度は。昔は放置しまくりだったから。

 ところで、なぜ家にマリモがあったかつらつら考えてみたら、当時みさかえの園の看護師だった母が研修会か学会かで北海道に行って、その時買ってきてくれたんだった。六花亭のチョコレートと一緒に。もう三十年以上前の話。


 貝殻を電気炉を使って1,100度以上で焼成すると、純粋なカルシウムが作れる。貝殻の主成分は炭酸カルシウムだから、マヨネーズ真珠を作るときも、水酸化カルシウム水溶液に二酸化炭素を加えるらしい。アルカリ度が高いのであまり気を付けないと……。