NHKが差別動画だって

 NHKだけでなく、どの新聞社も、出版社も、実は過去のありとあらゆる差別事象に加担したことがあるというのが、差別史及び人権史を語る上での最低限の基礎知識。

 特にかつてのNHKは、「視聴者が不快に思うので白木みのるは番組に出さない」「武田鉄矢は長髪なので出さない」「おすぎとピーコはゲイなので出さない」というような差別を平然とやってのけていたので、今回話題になったアフリカ系アメリカ人に対する差別動画に関しても、ああ、体質が全然変わっていないんだなという程度の感想しか抱けない。さすがにチェックはしているんだろうけど、している人間の感覚が鈍いというか古いというか。まずもってありえない。

 私も人権史に関する自分の知識を補強したいと思い、図書館でハンセン病の本を借りてきて、まず「ここに人間あり」という写真集から読んでいるんだが、想像を絶することが書かれている。天下の悪法らい予防法に基づき隔離政策がとられ、収容所内で強制的な断種堕胎が行われていたという程度は知っていたが、収容所長が「刑務所の囚人より一段下の扱いをする」と宣言したり、30坪ほどの菜園を与えるだけで、自給自足の生活を強いたりしていたのは知らずにいた。とにかく、非道極まりない。NHKだけでなく、昨今のコロナ感染者や医療従事者に対する差別に関しても、大震災の時の福島差別に関しても、エゴをむき出しにして攻撃をする人間の比率も、隔離政策当時と大して変わらないんだろうなと、辛くなるばかり。

 一気に何冊も読むのは、心理的にしんどいかも。落語の本を間に挟んで、負担を軽減しつつ読んでいこう。

※「日本のスミレ探訪」を読み終え、無事図書館に返却。路傍や人里離れた地に咲く可憐な野の花のために全国を旅する著者の姿勢に感銘を受ける。全国の工芸品を調べる旅に出てみたいなあ。

※失敗した薔薇と、かろうじて成功した蝶。薔薇にして失敗するくらいなら、蝶を4羽作ればよかったとしたたか後悔。蝶だけ後でペンダントブローチに。平織を折り紙にする場合は、20cm×20cmくらいにしないと折りづらい。鶴を折るなら、部分的にカットしつつ折る。まあ錦を折り紙にするなんて、酔狂そのものなので、私以外にやる人がいるとは思えないけど、

※白木みのるは結構ソウルフル。