煮詰まって煮詰める

 何年か前、こんにゃくや納豆、ヨーグルトを手作りするのにハマっていた。当時はジュースにレーズンから採取した酵母を入れて発酵させ、手作り酵母ジュースなども作っていたっけ。発生する二酸化炭素で、ペットボトルがパンパンになるのが妙にかわいかった。

 さて、昨日からいろいろと新しい手順を試している鹿島錦。ある程度自分の方法が見えてきたような気がするけれど、やはり上手な人に比べると、織りが粗い。上手な人は、経紙も緯糸も整然と並んで、美しい幾何学模様が織り台の上に浮かび上がるが、私のは「お前はどっかでタイマン張ってきたのか」とひざ詰めで問い詰めたくなるくらいに見た目がボロボロで、まさにゼンジまた喧嘩してきたっちゃろ、はよ断りんば言うてきんしゃい系。

 たまには喧嘩に負けてこいということで、いったん錦にごめーんしてから、母とこんにゃく作り。私は別にこんにゃく国の人ではないので、作らなくても良かったんだけど、いろいろと乾物類の整理をしていた母が、以前購入したこんにゃく粉と水酸化カルシウムを発見したらしく、片付かないし気になってしょうがないとのこと。使用期限は書いてなかったが、水分がまったくない状態だったので、別にいいかなと思って作ってみた。材料の十分の一しか使っていないのに、30枚以上の板こんにゃくが完成して、途方に暮れているところ。

 英語ネイティブの人に「漢訳職の婚約者と翻訳こんにゃく今夜食う」を正しく発音させるのは至難の業だが、それと同じくらい板こんにゃく数十枚を食べきるのは大変なので、Amazonでこんにゃく料理のレシピを注文。私だけが読むのならkindleで済ませるけど、母も読むだろうから、紙の本で。

 とりあえず煮込み料理。

※言語差別と怒られそうなので誰に頼む気もないけれど、特にアメリカとか、ネイティブの場合「n+y」の音は「んや」ではなく「んにゃ」と発音するそうなので、「漢訳職の婚約者と翻訳こんにゃく今夜食う」は「カンニャクショクノコンニャクシャトホンニャクコンニャクコンニャーク」になるのではないかと予想。毎年冬から春にかけて裏の家に長期滞在される、ニューヨーカーのロバートさんに発音してもらいたい。

※関係ないけど、うちの近所、大学進学=ほぼ東大ということになっている謎エリア。東大率が異常に高い。地区内に数えるくらいしか家がないのに、何軒も国際結婚していて、わけがわからん。