め〇らのお市物語 真っ赤な流れ鳥 

 ええと、かろうじて取得出来た福祉系任用資格を剥奪されかねないので、差別的な表現に関しては伏字で。

 PrimeVideoでレンタルした映画の有効期限を勘違いしていて、観ようと思ったらすでにマイアイテムから削除済。よよと泣きながら、ダウンロードしたままだっため〇らのお市物語のシリーズ第一作である「真っ赤な流れ鳥」を視聴。主演の松山容子は、私の世代だと、ボンカレーの割烹着のおばちゃんというイメージが先行してしまう。今作品で手にしているのはレトルトパックではなく仕込み杖なので念のため。

 もう長いこと一緒くたにされ続けている「劇画」と「漫画」のうち、「劇画」の方の原作があるらしい。タイトルからわかるように、勝新太郎の座頭市の翻案。以下ネタバレ。

 冒頭、七歳のお市は、ひどい嵐の晩に母親に捨てられる。母を探して、スタジオの中に設置された、バンビが飛び出してきそうな、カメラで撮影が出来るくらいには適度に拓けた森の中をさまよっている時、近くの立ち木に落ちた雷の衝撃で、視覚を失ってしまう。その後元盗賊の弥助に拾われ、じいちゃんと慕ってともに暮らしてきた。松山容子演じる成長したお市は、登場時からメイクをばっちり決めているが、くだんのじいちゃんが指南したのかどうかは謎。忍びの出の元盗賊なので、もしかしたら化粧くらいは出来たのかもしれない。

 じいちゃんは、自らの身元がばれるのを恐れた元弟分の伝蔵に殺されるのだが、殺害後、たまたま近くを通りがかった浪人(長門勇)が、泣き叫びながら仇を討たんと、ほにゃらら滅法刀を振り回すお市に、天分の剣才を見出し、居合を教え、鍛え込む。お市は浪人を先生と慕い、免許皆伝後、添い遂げようと心に決め、浪人のために酒を買いに出るが、浪人は自分ではお市を幸せには出来ないと考え、お市が帰る前に、ともに身を寄せていた宿を立つ。それを知らぬお市は、酒を抱えて宿に戻る途中に酔漢に襲われ、生きるために、浪人から贈られた、じいちゃんの形見の刀を仕込んだ杖を抜き、酔漢を切り殺す――

 もともと時代劇好きなので、一部表現には無条件に首肯できないとはいえ、結構楽しめた。勧善懲悪で分かりやすい構図が、余計なことを考えたくない今は、心地よい。どうでもいいが、ラストの山場、強風が吹き荒れる中という設定なら、周囲の木の枝も揺らした方がよかったのでは。テグスか何かで引っ張って。

 テレビシリーズの琴姫七変化も観たいかも。

※昨日、友人とチャットしながら、二十年ぶりくらいにアタック25を観た。当初観る予定だった番組が、こちらでは放映されていなかったため、仕方なく、和田アキオのアキオにおまかせ→新婚さんいらっしゃい→アタック25→日本の話芸という流れになったんだが、テレビ離れをして二十年、何もかもが真新しく感じてしまった。女優の山本陽子さんは祖父の従妹になるんだけど、CMではご健在のようで一安心。ちなみに面識はない。お母さんが私の曾祖母の妹だったかな。詳細は不明。日本の話芸は、入船亭扇遊師匠の「ねずみ」だった。左甚五郎の出てくる人情物。