なかなか博物館に入ってくれない

 花好きの血がどうにも騒いだため、昨日、祐徳稲荷につつじを見に行ってきた。マスクと眼鏡と消毒液で防備し、人込みを蝶のように避け、カメラのシャッターを蜂のように切ろうと勇んで出かけたものの、さすがに人はまばら。皆花を愛でたり本殿に向かったりはするものの、「作品展が開催中ですよう」という私の心の声に反応して、博物館に入ってくれる人がいない。せめて私が近辺をうろうろしている間に一人でも入ってくれたらと思ったが、悲しいことに一人の入館もなかった。でもきっと――きっと、私が知らない間に入館された人はいるはず。

 入口に鳥居を置いたら誰か社と間違えて入ってくれるかも。ダメか、そんな消極的な手。

 撮影は相も変わらずTG-620で。カメラ界の二大勢力、高画質タリバンとJPEG撮って出し教から粛清されるのが怖いので、高画質モードで撮影し、ソフトで一括縮小してそのままアップしている。素人のスナップ写真なんだから不備は見逃してほしい。