何だこの可愛さは

 単三駆動、SDカード対応、ファインダー付きで、色がパステル系のブルー、フォルムも可愛く、しかも一流メーカー製という、とりあえず見た目が好みなら画質は二の次の私が求める理想を余すところなく体現しきった、伝説のデジカメPowerShot E1を、ようやく入手できた。しかも中古なのにかなりの美品。申し分ない。

 この機種、天下のCANON製だというのに、驚くほど情報が少ない。どれだけ売れなかったんだろう。CANONによると――

“PowerShot E1”は、「リラックス感」をコンセプトに親しみやすさや優しさを丸みを帯びたデザインで表現した新製品である。1,000万画素のCCD と光学手ブレ補正機能付き4 倍ズームレンズ、2.5 型液晶モニターなど、充実した基本性能を備えている。「バニラホワイト」「コットンピンク」「アクアブルー」の3色のバリエーション。また、それぞれのボディカラーに合わせたオリジナルの起動画面と製品パッケージにより、持つ喜びと使う楽しさを演出している。

https://global.canon/ja/c-museum/product/dcc562.html

らしい。オークションでもたいがい放置される悲しい子。何しろ機能が限定された入門機なので、カメラガチ勢からは当然見向きもされず、「2008年にもなったし、そろそろデジカメを買ってみようかな」と手を伸ばしはじめたかつての初心者たちも、なんぼなんでも可愛すぎという見た目に怯み、中身が同じともっぱらの噂のA1000 ISの方を選んだのではないかと推測。

 販売当時の需要が少なかったせいで、中古市場での供給も少なく、ピンクとホワイトは時々見かけるものの、ブルーはなかなか出回らない。中古で古い機種の割に、値段が少々張ったが、まあ、仕方ないかと思う。

 良い機会なので、せっせと手持ちのエネループをリフレッシュ中。エネループのようなニッケル水素充電池は、完全に使い切る前に再充電をするという使い方を繰り返していると、電圧が下がり使用時間が極端に短くなることがある。メモリー効果というらしい。うちの職場でもそういう使い方をして、しばしば「もう使えない」と棄てられているようなんだが、実際には、リフレッシュ機能付きの充電器を使うことで、使用に耐えるだけの状態に戻すことができる。ただ、すでに寿命を迎えた電池や、最初から異常のある電池ではこの手法は無意味なので注意。