鹿島錦が……売ってある……だと?

 何気なく楽天で鹿島錦を検索したら、嬉野のジュエリー販売会社が、鹿島錦のブローチを二種販売しているのを発見。最初はふるさと納税かと思った。

 裏の事情を妄想するといろいろ怖いため、見なかったことにする。まあ、鹿島錦も、保存会以外にいろいろと派閥があるらしいので、そういうことなんだろうと、一番無難な推測をしてお茶を濁しておく。もしかしたら私が知らなかっただけで、会の方で「こがんとも良かねー」と、決定をされたのかもしれない。それだったら怖くないぞ元気を出すぞえいえいおーと自分を鼓舞してみるが、その可能性はおそらく、あからさまに低い。考え出すときりがない。昼日中から恐怖のズンドコ。

 あくまでも私見だが、今後はむしろ鹿島錦保存会の方から、きちんと検品した商品を販売する場を開拓していく必要がありそう。もともと生活の心配のない立場の人たちがやってきた織物で、生計に密着しておらず、県内での販売はあっても、全国展開を目的とした販路はない。過剰な利益を求めたいなら、錦を織るよりその時間をパートに当てた方がよほど効率的なのでそちらを薦めたいが、支払った材料費と会費を、自分で織った錦を販売することでカバーするサイクルが確立出来れば、素晴らしいこと。私たちのような初心者でも、一番綺麗に織れている部分を先生方に見繕ってもらい、一つでも二つでも小物を販売できれば、自分たちの勉強にも、継続のための強力な動機付けにもなる。

 鹿島市のふるさと納税返礼品作成要因として、市役所に嘱託(しかも出来高制)で雇ってくれたら、レセプトと請求書作成以外の仕事をほっぽり出して織りに通うのに。

 くだんのショップでは、マクラメジュエリーも扱っている。これがまた綺麗。私も巻き結びを自由自在に結べるようになりたい。