回転フレームが増えている

 以前回転ミール皿を買ったとき、先生からも注文を頼まれた。昨年のお火焚きの時は、その時のミール皿に、早々に錦を入れて展示されていた。

 ミール皿の場合は、サイズの合う七宝用の銅板があれば、すぐに錦を嵌め込めるが、フレームの場合は、まず底を作らないといけない。これは簡単。普通にレジンアクセを作る時にやるのと同じ手順。問題は、その後に作る銅版の代わりになるもの。私も、基礎織を終えて、一枚目を織った後に、フレームを使った錦の作品を作ってみようと思い立ってからこっち、木の粘土を使ったり、いったんマステや防震マットを使って作った底を、フレームから力ずくで外してレジンで盛り上げてやすりで削ったりなど、いくつか試してみた。一応入れられることは入れられるけど、しっくり来ない。最近では試作に飽きて、先に銅板を調達し、その後それに合うサイズのミール皿を買ったりして――

 ちなみに、作品展に出す予定の友達にあげる猫ペンダントの場合は、紙の芯と手芸用の綿を使って作った。最初は一つのフレームでリバーシブルにする予定が、もこもこしすぎて収まらず、二枚重ねて接着剤でくっつける羽目に。ただ、もこもこ錦は、それはそれで可愛い。

 私の場合、Amazonと楽天で材料の調達はほぼ終わる。もっとも、時々化石みたいなサイトでのみ販売されている材料もあるから、手芸界は侮れない。

 それはそうと、楽天で、知らない間に新しい回転式のフレームが出ていた。猫とネズミのフレーム。「高いなあ」と思いつつ買ったら、10個入りだった。果たしてこれに自由自在に錦を入れられる日は来るんだろうか。来なけりゃレジンでお茶を濁す。

 ところで、この間買ったミニアイロン、使えることは使えるが、コードの向きがすこぶる不便。確かもっと性能のいいものが安値で諫早のACBに売ってあったはず。基本的に古物販売のリサショだけど、倒産したところから大量に仕入れることがあるので、こちらも油断できない。

※錦のアクセがふっくら丸みを帯びていないと物足りなく感じるのは、ほとんどの場合七宝用の材料を使うから。もともと平たく織っているんだから、平たい状態ではめ込んでも、私は綺麗だと思うけど、やはり年数を経てたくさん作ってこられた方は、丸みの方に愛着を感じていらっしゃるみたい。近頃では加速度的にデザインが複雑になっているレジンのフレーム、今では錦どころがレジンを流すのも大変そう。