介護事業所とおりがみ陶芸

陶芸というと、デイケアなどのリハビリメインのサービスが思い浮かびますが、おりがみ陶芸に関しては、2017年5月現在、地域密着型デイサービスなどが主体となっているようです。検索の結果ヒットした、おりがみ陶芸をレクリエーション、あるいは機能訓練の一環として取り入れている事業所を紹介します。継続的に実施されているかどうかまでは未確認です。

折る・切る・描く・貼るという複数の行為を組み合わせた創作が出来ますので、人員基準を満たした上で、相応のプランを立て、定められたモニタリングを適切に行えば、通所介護個別機能訓練加算Ⅱであれば請求出来ると思われます。

ケアステーション暖さん

国内で最初にレクリエーションとして「おりがみ陶芸」を取り入れられた神奈川県相模原の事業所です。居宅介護支援事業所と通所介護事業所を運営されているとのこと。製作者ごとに特徴が出るおりがみ陶芸ですが、ケアステーション暖さんの場合は、ラメでキンキラしており、見た目がよりゴージャス。関東以東の普及の中核を担われているようで、陶芸センターとのつながりも深いご様子です。

デイサービス南国の唄さん

サイトの構成から察するに、暖さんと同じ経営母体でしょうか。こちらは埼玉県の地域密着型通所介護です。地域密着型というのは、従来の小規模型の通所介護が制度変更で呼び名が変わったものです。以前は4月から2月の各月の利用者数からややこしい計算をして、平均人数が300人未満であれば小規模型とみなされていましたが、28年度の制度変更により、利用定員(占有面積と人員基準による計算)19人未満の事業所はすべて地域密着型通所介護に分類され、管轄が都道府県から各市町村、もしくはその市町村が所属する広域連合などに移動しました。

デイサービス翼さん

やはり暖さんと同じ経営母体なのでしょうか? 詳細はわかりかねますが、東京では予防支援の方はデイで入浴できなかったりするとか。そのまま総合事業もそうなのでしょうか。翼さんの場合は「入浴可」。素晴らしい。しかも通所介護は三単位制のようです。私の経験からいっても、通常規模型以上の通所介護より、地域密着型、かつ10人定員の事業所の方が、制作指導はしやすいです。

いばらきのケアさん

リンク集にあるおりがみ陶芸センターのサムネイルが懐かしくて保存してしまいました。名称からわかるように、茨城県内のデイサービス&居宅介護支援事業所です。

ぽかぽかハートさん

新潟県内の入浴特化型デイサービスです。短時間のデイであるにも関わらず、おりがみ陶芸を作業に取り入れられていてすごいなあと、個人的には思います。人によっては陶芸がメインで入浴はオプションという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ほたる阿久比さん

とうとう愛知県まで到達してしまいました。インストラクターとして、各県におりがみ陶芸ができる事業所が一つは欲しいところ。アニマルセラピーなども取り入れられているようです。施設内通貨などのアイデアは斬新ですね。

一本松デイサービスさん

どこにリンクを張ればいいのかわからない……介護情報公表サービスのページの方がいいのかな? 群馬県でもおりがみ陶芸が出来るとのことです。宿泊可能なデイサービスです。

おまけ

特定非営利活動法人ゆたたり

中の人が時々ご利用者様とやっています。西九州短期大学の学生さんが発行された「介護のたまご通信」にも取り上げていただきました――というより、私が記事を送りました。ええ送りましたとも。

佐賀県は、介護保険開始当初より、介護保険事業と自主事業を組み合わせた「宅老所(現呼称は「地域共生ステーション」)」の設置を推進してきました。今後さらに重要性が増す地域福祉の拠点の普及を目指してのことです。デイサービスをご利用後に、自主事業スペースでの宿泊なども、基準を満たせば許可されてきましたので、そういう意味では、我が県の試みは非常に先駆的だったと言えます。